生産者の方々

この企画ではつくば市内のブルーベリー農家さんにご協力いただき、市内で生産されたブルーベリーも使用したお土産づくりを行ないます。つくば市の特産品であるブルーベリー。平成11年につくば市はブルーベリーを振興作物に設定し、「ブルーベリーシティ」を宣言してその生産を進めています。つくば市内には23ヶ所ものブルーベリー農園があり、そのうち17ヶ所では摘み取り体験も行っています。

つくば市では、昭和52年からブルーベリーが栽培され始めました。この栽培開始時期は県内では最も早く、また国内で見ても先駆的であると言えます。最初の栽培は、つくば市内にある筑波大学の開校に伴った公開講座にて行われました。そしてその公開講座の卒業生がブルーベリーをさらにつくば市内に広めていったのです。つくば市周辺の土地はブルーベリー栽培に適しています。北方と南方の両系統品種のブルーベリーが栽培できる気候と、日光のよく当たる平らな土地が広大にあることがその理由になっています。

ここで当時の講座の一期生であった鈴木太美雄さんを紹介させていただきます。鈴木さんは筑波大学の公開講座でブルーベリー栽培が行われ始めた当初から栽培に携わっていらっしゃいます。最初は指導者すらいない状況でのスタートだったそうです。とにかくあらゆる栽培方法に挑戦し、当時未知の分野であったブルーベリー栽培について模索を続けたとお話を伺いました。長年ブルーベリー栽培に取り組まれている鈴木さんは、日本で初めてブルーベリーマイスターとして認証されました。これは財団法人日本特産農産物協会から「地域特産物の栽培、加工等の分野で多年の経験と卓越した技術能力を有し、産地育成の指導者や地産地消活動のリーダーともなる人材」に送られるもので、ブルーベリーマイスターは現在国内に3人しかいません。鈴木さんはその最初の存在です。

現在は、つくば市内のブルーベリー農園である「つくばブルーベリーゆうファーム」にて栽培を行っています。国内では〇〇や〇〇で栽培指導を行っており、現在では中国の〇〇省など海外でも技術指導を行っています。今つくば市でブルーベリーが特産品になっているのは、鈴木さんの取り組みがあったからこそかもしれません。

次に紹介させていただくのは、毒島豊紀さんです。毒島さんは、つくば市ブルーベリー生産者連絡協議会の理事を勤めていらっしゃいました。つくば市ブルーベリー生産者連絡協議会とは、平成14年に鈴木さんによって設立された協議会で、つくば市で生産されるブルーベリーの魅力を広めるためにPR活動や講習会・研修会を行なっています。協議会では多くの農園で収穫しきれず無駄になったり、廃棄されたりしているブルーベリーを冷凍保存し、加工・活用するためにブルーベリーアイスを開発しました。

毒島さんは理事として生産者の方々と企業や消費者との間に立ち、その橋渡しを行なっています。また、ブルーベリーがもっと世に広まる様にと加工品の商品開発にも力を入れていらっしゃいます。

このようにつくば市には、ブルーベリーの魅力を広めていこうと取り組んでいる方が多くいます。その方々にご協力いただき、私たちも特産品であるブルーベリーに注目して魅力を発信していきたいと思っています。